- 起業でブログが大事なことはわかった
- でも文章を書くのは苦手
- すぐネタ切れしそう
起業したい人がブログを始めると、大体の場合、ネタ切れ問題・雑記ブログになってしまう問題を抱えます。
その原因は、なんの脈絡も戦略もなしに書き始めてしまうから。
本記事では、ネタ切れも起こさず、雑記ブログにもならない、褒められブログを継続して書くために重要な、ペルソナ活用4ステップをお伝えします。
最後まで読むことによって、ブログを書き始める前にあなたが今すべき準備が丸わかりになり、書き始めてから出てくる不自由さから解放されます。
ぜひ最後まで読んで、実践して、誰にも負けない優秀なブログを確立させましょう!

共感を生み、行動を促す書き方のコツはペルソナ

1.救いたいターゲット(ペルソナ設置)が明確
まず一つ目は、ペルソナ設定が明確であることです。
あなたは、ペルソナという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ペルソナとは簡単に言うと、「たった一人の理想的なお客様像」のことを言います。
理想とするお客様の悩みが解決される商品を提供する…それがビジネスの根幹なのです。

私が最初に「起業しよう」と思った時は、とにかく自分が裕福でありたい、そのためには犯罪以外の手段はなんでもやってやる、そんな気持ちでした。
救いたいターゲットなんていなくて、世界が滅んでもいいから、私と息子の人生が楽しく豊かであればいいと思っていたのです。
別に救いたい人なんていなかったし、なんなら踏み台になりそうな人、もしくは無償で引き上げてくれそうな人だけ出会いたい、と考えている最低人間でした(笑)
なのでネット起業を勉強し始めた時、「救いたいターゲットを決めて」と先生に言われて、「そんな崇高な理念を掲げて、こちとら起業したいわけじゃないっちゅうねん!」と思ったことを今でも忘れられません。
でもペルソナって、自分以外の人間じゃないといけないわけではないんですよね。
そう、自分自身でいいのです。
だってあなたは今、自分の人生を豊かにしたくて、チャレンジし始めているんですよね?
ということは、あなたはあなた自身を、あなたの努力によって救おうとしているんです。
ペルソナはターゲットとは違います。
ターゲットとは
30代女性、関東地方在住
といったような、ざっくりとした括りですが、ペルソナは
〇〇ちゃん、28歳、独身実家暮らし、東京都世田谷区在住、好きな雑誌、趣味…
といったように、ターゲットの中でもドストライクな一人の人物を作り上げる感じです。
このペルソナ設定が明確であればあるほど、褒められブログになります。
2.ペルソナの解決したい悩みが明確(根深いものほどいい)
2つ目は、ペルソナの深い悩みを的確に把握していることです。
ペルソナは作っただけでは意味がなく、そのペルソナを自分自身に憑依させることで、どんな悩みがあるのか?を洗い出す作業が必要になります。
悩みというのは、大きく分けて3つの種類に分けられると私は考えます。
- 今目の前で起きている問題を解決したい(ex.シンクに溜まった洗い物を楽に片付けたい)
- 理想とする状態と、今の自分との間にあるギャップを埋めてたい(ex.年収1000万が理想だけど、今は200万)
- 誰かに何かをしてあげられない(ex.子どもがやりたい習い事をさせてあげられない)
またこの中でも、お金の制約・時間の制約・人の制約・場所の制約・健康の制約の5つに分類することができるのです。
このペルソナの悩みを、100個ほど書き出しましょう。
しっかりペルソナの悩みをキャッチできるようになったら、あなたはこのペルソナのことを、理解していると言っても過言ではありません。
ペルソナへの理解が、褒められブログの評価に直結します。
参考までに、私が過去に書いたことがあるペルソナの100個の悩みを添付しますね。

3.悩みに対して提示する理想の未来が具体的
3つ目は、ペルソナの100個の悩みに対して
- それを解決する方法
- 解決した後にどんな未来が待っているか
がいかに具体的に提示されているかです。
この部分が実際のブログ記事になってきます。
例えば「養育費が滞納されている」というペルソナがいたとしましょう。
このペルソナは、「養育費が滞納されているので、速やかに支払って欲しいと思っているが、相手にどう伝えたら、自分にとって都合よく事が進むかわからない」という悩みを抱えているように思えます。
そんな時に、こんな記事を見つけたら、そのペルソナはどうするでしょう。

きっと、「これなら私の悩みを解決してくれそう!」と思ってクリックし、その内容に具体的な方法が書かれていたら、それを実践することで、今より明るい未来を手に入れようと行動するのではないでしょうか。
あなたが思わずクリックしてしまうブログ、思わず試してみたくなるブログ、を参考にしてみてください。
4.見ている人が「この通りにやれば私にもできる!」と思える
4つ目は、「この通りにやれば私にもできる!」と思えるような構成や、言葉選びになっていることです。
結局、ブログを読んだ人が理想の未来を手に入れるために、自分自身で行動してもらわないと、それ以上こちらからお世話はできないですよね。
なので手順が明確で、その一つ一つが簡単にクリアできて、継続したいと思われるような構成・言葉遣いになっていることが重要なのです。
例えばstep1→step2と言ったように、今やっていることが終わったら次は何をすべきなのか?と言った道筋が見えていると、人は安心して進むことができます。
WEBを使って何かをするということは、目の前で手取り足取り教えてあげられない、というデメリットがあるので、そこを上手にカバーできているブログは、褒められブログとなり得ます。
おわりに
いかがでしたか?
ペルソナを設定し、悩みを書き出し、解決法を提示する。
言われてみれば当たり前のことなのに、『稼がなきゃ』という言葉の圧力に負けて、下準備なしにブログを書き始める方がいます。
誰に何を届けたいのか?ということが、自分自身でわかっていない状態では、なんだかふわふわした投稿になってしまうのです。
私の場合は
シングルマザーへ、3年後にホテル親子留学へ行けるくらいの経済力と、時間や人間関係による制限からの解放をお届けしたい
という想いを持って、日々「ペルソナへ届け!」と思いながら更新しています。
ペルソナの悩みが明確であることで、ネタ切れをすることもないし、自分が書きたいことを書きたい時に書く雑記ブログではなく、ペルソナへ向けた問題解決ブログになります。
自己満ブログから、役立つ褒められブログになるコツは、ペルソナの活用方法にあったのです。
ぜひ本記事を参考に、今までのあなたの記事がどうだったのか、そして今後どう改善していけるのかを、見直すきっかけにしてくださいね。
おわり