この記事で解決できる悩み
- 人が自然と集まる人になりたい。
- 信頼される人になるにはどうしたらいいの?
- 対人関係は練習で上手くなるって本当?
筆者と記事の信頼性

本記事では、勝手に人が集まって「ぜひお願いします」と言われるクロージング心理学、10のルールについて徹底解説していきます。
結論、人間最大の欲求を満たしてあげてる人=勝手に人が集まる人になります。
集客スキル + 勝手に人が集まる人になれば、こちらから無理に売り込まなくても「ぜひお願いします」と言われる状況が叶うのです。
「集客はスキルだけでなんとかなる」「集客さえできれば後はゴリ押し営業で畳み掛ける」という方にはマッチしない内容だと思いますので、人間関係の基本を本気で学びたい方だけ、読み進めてくださいね。
対人関係における原理原則とは

1.人間最大の興味を理解する
「人が一番興味のあることってなんだと思う?」
こう質問すると、大抵はこのように返ってきます。
- 仕事
- お金
- 恋愛
- 家族
- ていうか…興味はみんな違うよね
私も以前はそう信じて疑わなかったです。
でも実は、そう思っているうちは『勝手に人が集まる』状態を作れません。
人間が一番興味のあることは、たった一つ。
これに尽きます。
自分のことが好きか嫌いかは別として、自分のことに一番興味があるのは事実です。
「私自分のこと嫌いなの。だって…」
と言っているそこのあなただって、ずーっと、『私のことが嫌いな私について』考えているじゃないですか(笑)
つまり、、そういう事です。
2.自分の話を必ずしてくれると思われる努力をする
自慢話や自分語りが多いと有名な先輩。
その先輩から「今日仕事終わり飲みにいかない?」と誘われて、ウキウキで行きます!と言う人、いますか?
いませんよね。
正直そういう人間関係は断捨離しちゃっていいと思っています。

じゃあ逆に、絶対自分の話をしてくれる・聞いてくれる場所ならどうでしょう?
例えば占い。
自分に興味のあるあなたが、あなたのことを知りたくて、占い師のところに行く。
占いがどの時代にもなくならないのは、『ヒトは自分に一番興味がある』からです。
SNSでも、『あなたの〇〇診断!』なんていうのが流れてきたら、ついついタップしちゃいますよね。
自分の診断結果を見て、またそれを誰かに送ってみたり。。。
多くの人は自分にしか興味ないんです。
だからこそ、あなたは『この人はいつも私の話を親身に聞いてくれる!』と思われる人になる必要があります。
3.人間最大の欲求を理解する
ヒトは自分にしか興味がない。
このスタートラインに立てたら、次は、人間最大の欲求とはなにか?を知りましょう。
- 食欲
- 性欲
- 睡眠欲
- それとも物欲?
と思い浮かべる方が多いと思います。
このような欲求は人間の三大欲求と呼ばれ、生命維持という観点からだと正解です。
しかし今回は生命維持ではなく、精神維持の観点からみた最大欲求について考えていきましょう。
早速回答していくと、人間最大の欲求は
なんです。
確かに〜!ってなりましたよね。笑笑
4.喜び ≠ 与えられたもの
例えばあなたが、「年俸で1億円あげるよ」と言われるとします。
1億円をいただけること、もちろん嬉しいですよね。
でもその喜びを深掘りしてみると、1億円という札束の山がもらえることが嬉しいのではないのです。
『1億円を払う価値ある人間』と社会に認められた、その自尊心こそがが何より嬉しいのではないでしょうか。
逆に、「お前みたいなクズ、1億あげるから私の前から消えてくれない?社会からも抹消しとくね」と言われたらどうでしょう。
同じ1億でも、感じ方が全く違いますよね。
私なら後者のような扱いを受けた時、「そんな1億いらねーよ」って思います。
報酬が高ければいいわけじゃない、お金じゃない、という概念はここから生まれます。
逆にお金がもらえなくても、あなたの社会的価値をあげる行動や、自尊心が高まる仕事は自然と行なっていたり。
自分が重要な人間だと認めてもらい、感謝されたい。
そんな自分になれることに、ヒトは最も興味があるのです。
相手の興味を満たすとは?

5.徹底的に相手の話を聞く
まず一つ目のポイントは、話出しを全て、『私』から『あなた』に変える事です。
例えば、久しぶりに会った友人に対しての会話であれば…
久しぶり〜!ねぇねぇ聞いてよ、私最近こんなことあって〜
↓変換
久しぶり〜!お、その服かわいいね。最近どう、元気にやってる?
といった感じです。
そして二つ目のポイントは、自分の話は質問された時だけにするです。
よくしがちな会話として、
友人「今年の夏にニュージーランド行って来たんだ!」
あなた「へぇ〜!めっちゃいいじゃん。実は私も北海道行ってきてさ〜」
という、『私も』返しがあります。
が、まだ向こうが興味を持ってくれていない段階で、私も返しをすることは、逆効果です。
勝手に人が集まって、勝手に売れていく人になりたいのなら、とにかく『you・you・you』。
質問された時だけ『me』、を意識してください。
6.オープン型の質問をする
質問の方法には、大きく分けて以下の二つの種類があります。
クローズ型質問
オープン型質問
クローズ型質問とは、返答が短く終わってしまう質問です。
例えば、「好きな色は何色ですか?」→「黄色です。」のような質問のこと。
このクローズ型質問を繰り返すと、ただの取調べのようになってしまいます(笑)
一方でオープン型質問とは、『why(なぜ?)』『how(どのように?)』という質問のことを言います。
こういった質問には、自分の考えをまとめる必要があるため、なかなか一言では返せませんよね。
例えば、
「好きな色はなんですか?」→「黄色です。」→「なんで黄色が好きなんですか?」→「実は小さい時に母親が…」
と言ったように、なぜ?から引き出される答えには、その人となりが現れたりするのです。
そうすると、会話も弾みますよね。
『あなたと話していると楽しい』は、実はそう感じている側の人が9割話せている時です。
つまり、徹底的に相手に興味を持って、ちゃんと質問をするってこと。
7.アクティブ・リスニングを取り入れる
話を聞いているとつい、合いの手を入れたくなりますよね。
しかし相手が話をしているときは、ちゃんと目をみて、頷いてください。
遠隔なら、電話よりzoomなどのテレビ通話がおすすめです。
そして要所要所でオープン型の質問をする。
とっても簡単そうですが、これがなかなか難しいんです。
自分のこと話したくなっちゃう(笑)
だって、あなたも私も自分のことが一番興味あるんだから。
その一番を、会話している時だけは相手にしてあげるのです。
相手の欲求を満たす方法とは?

8.名前を呼ぶ
大袈裟ではなく、全人類が「重要なんだと認められ、感謝される自分になりたい」と思っています。
そして誰も彼もが、自分のことに一番興味を持っています。
ではそんな私たち人類にとって、最も大切な言葉とはなんでしょうか?
一生で一番触れ合う言葉、一生で一番書くであろう言葉。
それが、『名前』です。
だからしっかり名前を言って、何度も繰り返し呼びましょう。
9.賞賛する
そして褒めてください。
って、私は教えてもらった時、「褒めるとこないよ…褒め方がわからない」と思いました。
でも大丈夫、次の3つだけ頭に入れておいてください。
賞賛するのは、行動 / 外見 / 持ち物にフォーカスさせます。
「あれ!ここ掃除しといてくれたんだ。ありがとう♡」
「今日もかっこいいね!髪型変えた?それも似合ってる♡」
「えー!そのバッグめちゃくちゃ可愛い、色も形も最高♡」
人に興味を持って観察してみれば、褒めるところばっかりなことに気づきます。
人は世界情勢よりも、自分の顔にできたでかニキビを気にしがちです(笑)
それほど一番の興味は自分であり、それ以外をちゃんとみていなかったことに気づきませんか?
気づけたらもう大丈夫、他の人も観察できるようになります。
そして褒めるときは本気で褒めましょう。
じゃないと、「褒めてあげてる私、いい感じ〜」になっちゃいます(笑)
そういうのって相手に伝わるじゃないですか。
本気で褒めてくれていると伝わるコツは、その理由を具体的に伝えること。
例えば
「髪の毛切ったんだ〜、いいじゃん」
↓
「髪の毛切ったんだ!前の黒髪ロングも綺麗で素敵だったけど、今回のミディアムもすごい似合ってるね。特に髪色!黒髪しか見たことなかったけど、茶髪も似合うとかうらやましい!季節的にも爽やかでいいよ〜。すごいイメチェンだから勇気出したと思うけど、相当良い方のイメチェンになってる可愛すぎ♡」
といった感じです。
特に日本人は『褒められる』ことに飢えています。
褒められ慣れていない人も多いですが、褒められて嫌な気持ちになる人はいません。
本気で観察して、本気で褒めてあげましょう。
10.感謝する
ただ、褒めるのにも注意があります。
褒められてばっかりいると時々、『上から言われてる気がする』と感じることありませんか?
なので、必ず褒めると感謝をセットにして言うようにしてください。
ポイントは、
「ボディタッチ?!そんな海外かぶれみたいでできないんだけどw」と私は思っていましたが、これを打破する簡単な体の部位があります。
それは肘です、肘であれば男女問わずいやらしさがありません。
肘を軽く叩きながら、もしくは触れながら、感謝を述べましょう。
できなければ、ハッキリ・目を見てだけは絶対にやってください。
才能じゃない、後から作れる!

ここまで10のルールをお伝えしてきましたが、正直「できない…」と思っていませんか?
「私の性格的に無理」など、拒絶感すらあるかもしれません。
しかし、可愛いは作れる!じゃないですが…勝手に人が集まる状態は作れる!のです。
この章では具体的な練習方法についてお話しします。
80%は非言語で決まる
まず理解すべきは、あなたがいい印象を持ってもらうための要因の80%は、非言語(笑顔やボディランゲージ)だということ。
例えば「公の場で自己紹介してください」と事前に言われると、何をどのように言おうか?と、原稿を一生懸命考えますよね。
でもそんな時の自分の顔、想像してください。
笑ってないですよね?むしろ険しい表情かもしれません(笑)
緊張するし、自己紹介で何を言おうかばかり考えて頭を使っているし、そりゃ表情も硬くなります。
印象は開始4分で90%決定づけられるし、その80%は笑顔やボディランゲージで決まります。
ではなぜ、笑顔でリラックスしている方がいいのか。
それは『返報性の原理』が働くから。
返報性の原理を簡単にいうと、
良いことをしてもらったら良いことを返したい
悪いことをされたら悪いことを返したい
という心の動きの法則です。
何もしてないのに不機嫌に対応されたら、こちらも不機嫌になっちゃいますよね。
だから笑顔の先出しをすることで、相手も笑顔で返してくれる確率が上がります^^♩
なのでまずは、笑顔で話す練習をしましょう。
20%の言語で避けるべきポイント
非言語的コミュニケーションについて理解したら、あとは20%の言語なのですが…。
ここでは、『NGがあるからそれだけ避けて!』というものをご紹介します。
結論から言うと
- 自分を卑下すること
- 何かを批判すること
の2つです。
日本人特有の、やりすぎた謙虚は不必要ってことですね〜。。。
そして、やりすぎたアドバイスも批判の種になりかねない。。。
これ書きながら、「息子にやってんなぁw」と反省です😂😂😂
自分を卑下しない、何かを批判しない。
笑顔でこの2つを意識しながら話せば、まずは完璧じゃないでしょうか。
まとめ:勝手に人が集まる人物には今からなれる!
もうわかっていただけたと思います。
勝手に人が集まる人物には、練習すれば誰でもなれるんです。
- ただ目の前にいる人をしっかりみて
- その人の良いところをしっかり褒めて
- その人が話すことを楽しそうに聞いて
- その人に興味を持って質問して
- 自分が話すときには笑顔で『相手のためになるかな』って話す
これって誰にでもできることじゃないですか。
あとはあなたが、やるか・やらないか。
これをやれば、 勝手に人が集まる人になり、こちらから無理に売り込まなくても「ぜひお願いします」と言われる状況が叶うのです。
それはWEB上で、面と向かってなくても同じこと。
文章でも、音声でも、動画でも同じです。
顔が見れないなら画像や文字装飾で補填すればいいし、動画をつけてもいい。
騙されたと思って、まずは私生活の近しい人から練習してみてくださいね^^♩
今回ご紹介した内容は、こちらの本の解説になります。

よかったら読んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
おわり