- 成約率が上がらない
- 売り込みすることが辛い
- 小手先のテクニックでは限界が見えている
自分でビジネスを始めてみて、少し集客ができるようになってきたのはいいものの、成約率がよろしくない。
せっかく助けを求めてきてくれた人に対して、自分の下手な売り込みのせいで、その人が手に入れられたであろう理想の未来を提供できないのは心苦しい。
それに成約率が上がらないと、単純に売り上げが立たなくて、ビジネスを続けていくのが難しくなる…。
売り上げと成約率は直結していますが、かといってゴリゴリのたたみかけるような営業は絶対にしたくありませんよね。
そこで本記事では、「売り上げを爆増させたいのに、一向に成約率が上がらない!」というあなたに対して、マーケティングレベルを底上げする『人間理解』と、その身につけ方をお伝えしていきます。
これを読んで実践した一週間後には、実際に成約率が変化し始めますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 苦手なお客様が日に日に少なくなる
- 売り込みをしなくて良くなる
- 営業は減るのに成約率は右肩上がりになる
成約率が高い人は知っている、売り込みゼロで売れる人間理解の真髄とは?

人間理解はマーケティングレベルを上げる
マーケティングとは、集客から売り上げ作りまでのプロセスのことであり、マーケティングを極めていくことで『営業活動をなくす』ことができると言われています。
この営業活動をなくす、究極のマーケティングを身につけるには、スキルだけでなく
『人間理解』を深めていくことが必要です。
ではこの『人間理解』とは一体なんなのでしょうか?
人間理解とは
ズバリ人間理解とは、人が持ちうるフィルターをどれだけ数多く所有し、理解しているか?ということです。

人は同じ物事を見たとしても、10人いれば10人分の違った解釈を持ちます。
どんな種類のフィルターを通して解釈し、物事をどのように見ているのか?
それを理解することが、人間理解に繋がるのです。
ではなぜ、この人間理解がビジネスの成功に繋がっていくのでしょうか。
人間理解がビジネスに必須なわけ
あなたは何に対して、商品やサービスを提供しようと考えていますか。
対物でしょうか、対動物でしょうか、それとも対自然現象でしょうか?
いいえ、そのどれにも当てはまらないでしょう。
ビジネスというのは、いつ何時も、ヒトに対して行われます。
ビジネスは相手ありき、お客様ありきのもの。
つまり、人間理解なしにはビジネスは語れないのです。
人の数だけフィルターが存在する
普段生活をしている中で、家族や職場内でも、意見が合わない人・話しているとなぜかイラついてしまう人・よくぶつかり合ってしまう人などがいると思います。
家族ならぶつかり合って終わりでもいいですし、雇用の上での仕事関係なら、正直その人を避けて仕事をしても最悪なんとかなるでしょう。
しかし、自分でビジネスを立ち上げようと思った時には、そうはいきません。
どんな相手だったとしても、話をより円滑に進めるには、相手のフィルターを理解する必要性が出てきます。
人の気持ちを理解するのが上手な人ほど結果が早く、人の気持ちを理解するのが苦手な人ほど結果が出にくく、苦労する傾向にあるのはこのためです。
では実際に、どのように訓練をすれば人間理解を深められるのかを、次の章からお伝えしていきます。
技術不要、普段の生活で身につけられる

他人の人生をハックして擬似体験する
まずフィルターは、大きく分けて2つにタイプ分けできます。
- 生まれ育った経験で身につけたフィルター
- 持って生まれた気質としてのフィルター
この二つから、相手がこれまでどんな人生を送ってきたのか?相手の話を聞きながら、その人生を擬似体験していくことで、段々と理解ができるようになります。
擬似体験をする聴き方のポイントは、その時のその人になりきって、「自分だったらその年齢でそんな体験をしたとき、どんな風に物事に対して印象を決定づけるのか?」ということに、思いを馳せながら傾聴することです。
例えば
子どもが生まれてもギャンブル依存症が治らず、借金を繰り返す夫と、28歳の時に離婚した女性
がいたとすると、この女性は
- ギャンブルは家族を不幸にする
- 男に頼って生きてはいけない
といったフィルターを、持っている可能性が考えられますよね。
ま、この女性は私のことなんですけど(笑)
そういう人生経験から、この人はそのフィルターを持っているのか…と、人生で起きた物事とフィルターを紐付けるスキルが必要ですが、それは数をこなすうちに自然と身についてくるでしょう。
ただし傾聴は、『あなたにとって気持ちの良い人だけ』すればいい、というわけではありません。
もちろん中には、あなたが苦手とする人も出てきます。
苦手な人が現れたとき、どのように対処すると、もっとマーケティングレベルを上げられるでしょうか。
価値観が合わない人を苦手フォルダに入れない
はじめにもお伝えした通り、理解したフィルターの数だけマーケティングレベルが上がり、営業せずとも売れていく仕組みづくりを可能とします。
しかし、意見が合わない人・話しているとなぜかイラついてしまう人・よくぶつかり合ってしまう人など、あなたが苦手と感じる人に対して傾聴を実践するのは、正直言って一苦労です。
「嫌だな…」という感情が先に立ってしまうと、その感情に支配されて、擬似体験どころではなくなってしまいます。
でも苦手だからと言って、そういう人を避けていくことは、あなたのマーケティングレベルを上げることには繋がりません。
例えば世界に、A〜Jまでの10種類のフィルターしかないと仮定します。
あなたの持っているフィルターと同じ、もしくはそれに近い両隣のフィルターは、特に擬似体験をしなくても理解できる領域です。

しかしそれ以上に距離が離れていくと、あなたが持っているフィルターとは全く違ったり、もしくは相反するような価値観が生まれてきたりするので、なかなか理解することができません。
そこで『理解できない=苦手』として、理解することを諦めてしまうと、あなたが理解できるフィルターは3/10個にとどまります。
一方で、『理解できないなら理解できるまでハックしよう』と思える人にとっては、大きなチャンスとなるのです。
あなたが3/10個でとどまっている間に、こういうタイプの人は4個、5個…と理解できるフィルターの数を伸ばしていきます。

では、理解できるフィルターが3/10個のあなたと、7/10個のあの人であれば、どちらにより多くビジネスチャンスが訪れると思いますか?
それはもちろん、後者ですよね。
今まで「価値観が合わないな」という人を、無条件に苦手フォルダへ入れていたのであれば、これからは「チャンスきたー!」と喜んで受け入れた方が、結果的にあなたのマーケティングレベルは上がっていくのです。
おわりに

いかがでしたか?
今回は、【技術不要】成約率が高い人は知っている、売り込みゼロで売れる人間理解の真髄とは?について、やさしく解説していきました。
私も含めて、人は自分を理解してくれる人が大好きです。
同じ価格で同じ商品なのであれば、より自分をわかってくれている、と感じる相手から購入したいと思うのは、ごく自然な感情ですよね。
マーケティングにおける人間理解を深めることで、あなたも「売り込まない経営」で、楽しくビジネスを続けられる土台を作りましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
おわり